不定期で追加更新してきましたピックアップですが、最近はバージョンアップ時の新機能のご紹介が主な役目となった感があります。今回で第17回目となりますが、今回はユーザー様からのお問合せが多い『データベースのメンテナンス手順』について解説したいと思います。

メンテナンスは、TradingTool SAYA をスムーズに、かつ効率的に運用するために必ず実行する必要があります。逆に定期的なメンテナンスを実施しないと運用トラブル発生の可能性が増大すると考えた方がよいでしょう。
以下に「データベースのメンテナンス手順」を注意事項、処理概要、ポイント等を織り交ぜ解説いたします。

データベースのメンテナンス手順

データベースのメンテナンスと言っても特別に難しい操作を要求している訳ではありません。TradingTool SAYA には『メンテナンス機能』として事前に用意されたツールがあります。これらのツールを使用して簡単な操作で実行することが可能となっています。

メンテナンス機能 DBメンテナンス

DBメンテナンスは旧いデータ、不使用となったデータを削除したり、上場廃止された銘柄を銘柄マスタから削除する等、データベースを圧縮整理すると共にシステムの整合性を確保する目的に使用します。

DBメンテナンス グループ登録

銘柄グループに登録されたメンバーは、日々変化し上場廃止されたりする場合があります。前述の「DBメンテナンス」及び「株価データ更新」では銘柄マスタの編集・最適化のみ実行されます。システムはユーザーが登録した銘柄グループ及びメンバーについては一切関知しません。

従って、グループ登録のメンテナンスを長期間放置すると上場廃止銘柄が残ってしまい相関検索で支障を来たす可能性があります。定期的なメンテナンスを必ず実施する必要があると言うことになります。
メンテナンス周期の目安としては、

  • 上場廃止削除    ・・・・・・・・・・ 1回 / 1ヶ月 程度

    指定された銘柄グループに登録されているメンバーの中から上場廃止メンバーを検索して削除するツールです。メンテナンスは最低でも相関検索でエラーメッセージが表示されたら必ず実行してください。(操作説明参照)

  • 全銘柄グループ再編集 ・・・・・・ 1回 / 2〜3ヶ月 程度

    グループ登録で登録された全ての銘柄グループを再編集する必要があります。再編集とは、グループに登録されているメンバーを全て削除し、再登録し直す作業を指します。
    再編集の目的は、上場廃止銘柄の排除および単元株数更新です。特に最近は単元株数を変更する銘柄が多い為、定期的なメンテナンスは必ず実施する必要があります。(操作説明は次回ピックアップ予定

以下の操作説明は、グループ登録で登録されているメンバーから上場廃止メンバーを取り除く手順です。相関検索でペア銘柄絞込みを行う際使用する銘柄グループは、出来るだけ高頻度で実行してください。

上場廃止削除ツール実行 ペア銘柄管理部メンテナンス

メインプログラムについてもメンテナンスを必要とする場合があります。

システムはグループ登録と同様に、ユーザー操作によって登録されたものはユーザーを尊重し、自動削除処理等は一切行いません。ユーザー登録データはユーザー自身がメンテナンスする必要があります。逆にメンテナンスを怠るとサヤ値グラフが異常表示されたり、登録データの不整合が発生します。メインプログラムは「サヤ取り」の要となるソフトウェアであり重要なデータを管理するツールですから、特にこまめにメンテナンスすることを推奨いたします。

毎日実行する「データ更新」では、ペア銘柄管理部の全ペアについて仕掛け/手仕舞い情報の再計算と保存、および損益データの集計と保存、ならびに権利落ち・単元株数の更新を行います。特に権利落ち・単元株数の更新によって登録データに影響することが多々あり、再編集は必須となります。

損益データ更新

上場廃止銘柄ペアまたは権利落ち・単元株数変更ペアを判断する方法としては、次のようなチェックポイントがあります。

上場廃止銘柄と判断するチェックポイントは、「データ日付」で行います。当然、上場廃止された銘柄データは廃止日以降から更新されませんから、データ日付は旧い日付となります。

上場廃止銘柄チェック

※ 上場廃止銘柄ペアと判断したペア銘柄は、トラブル防止を目的に必ず削除するように心掛けて下さい。

※ 上場廃止銘柄ペアを残したままにすると前後の登録ペアに悪影響を及ぼす場合があります。

次に権利落ち・単元株数変更ペアと判断するには、グラフおよび仕掛け/手仕舞いデータで行います。
権利落ち・単元株数変更は、「データ更新」処理で実行されますからデータ更新後に確認してください。日々こまめに登録データをチェックすることを推奨いたします。

仕掛け/手仕舞いデータはユーザーによって登録されたデータですから、権利落ち・単元株数変更以前のままとなっています。対処方法としましては、対象ペア削除後、再ペア登録するのが最も簡単な方法です。

権利落ち・単元株数変更チェック

※ 権利落ち・単元株数変更ペアと判断したペア銘柄は再編集するように心掛けて下さい。

※ 権利落ち・単元株数変更ペアは異常なグラフ表示および仕掛け/手仕舞いデータで判断します。

最後に

今後も、TradingTool SAYA の豊富な機能を少しずつピックアップしていきたいと考えています。洗練された機能および魅力について紹介していきますのでご期待ください。

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