このコーナーは、
TradingTool SAYA の豊富な機能をピックアップして紹介します。
- Close -
第5回となりました今回のピックアップは、メインプログラムの仕掛け・手仕舞い支援機能の一部であります『情報表示機能』について紹介します。
TradingTool SAYA の仕掛け・手仕舞い支援機能は、グラフ表示及びバックテストならびに情報表示機能があります。
その中の情報表示はメイン画面の右側に配置され、ペア銘柄個々の情報を表示するために情報表示部(上)と情報表示部(下)から構成されています。これらの区分された表示エリアは使用状況に応じ必要の都度、表示したり、非表示にしたりすることが出来ます。
情報表示部(上)はポリンジャーバンド期間の変更を行う「グラフ定数」と「バックテスト結果」情報を参照できます。
情報表示部(下)は仕掛け情報と手仕舞い情報の2区分から構成され、それぞれ仕掛け情報の記録と、手仕舞う場合の最新データを一目で確認できるようになっています。
情報表示部は、、
ボタンで表示させ、
ボタンで閉じることができます。
グラフ定数のポリンジャーバンド期間は、ポリンジャーバンドグラフの表示中に有効となります。この定数は一時的な数値でありグラフ分析で仮の期間に変更したグラフを参照したい場合に使用します。
ペア銘柄のバックテスト条件を過去の株価データでシミュレーションした結果を表示します。この情報は主にシミュレーションによる累計情報となります。
この時のバックテスト条件の参照または変更は、ボタンにより可能です。
仕掛け情報は、Vカーソルが指し示す仕掛けポイントの情報を表示します。仕掛けポイントを決定している場合(グラフ表示部の赤色縦ライン表示済み)は、仕掛けポイントの情報となります。
仕掛け金額(円) = 株価(円) X 株数(株)
サヤ値(円) = A銘柄仕掛け金額(円) − B銘柄仕掛け金額(円)
進捗率(%) = 損益額(円) / 期待利益(円) X 100%
手仕舞い情報は、仕掛けポイントを決定した直後から表示されます。Vカーソルを消去中は、最新の情報となります。また、表示中はカーソル位置の情報を示し、手仕舞いポイントを決定している場合(グラフ表示部のシアン色縦ライン表示済み)は、手仕舞いポイントの情報となります。
手仕舞い金額(円) = 株価(円) X 株数(株)
サヤ値(円) = A銘柄手仕舞い金額(円) − B銘柄手仕舞い金額(円)
損益額(円) = 仕掛け時のサヤ値 − 手仕舞い時のサヤ値
損益率(%) = 損益額(円) / (A銘柄仕掛け金額(円)+A銘柄仕掛け金額(円)) X 100%
進捗率(%) = 損益額(円) / 期待利益(円) X 100%
情報表示に関連するコマンドボタンには、ツールバーおよびダイレクトボタンがあります。特にダイレクトボタンは、頻繁に使用する機能を抜き出し、操作性を第一に考えて情報表示部の近くに配置しました。
今回でメインプログラムの紹介を終了します。次回からはスクリーニング機能(相関検索)について紹介していきたいと思います。今後、TradingTool SAYA の豊富な機能を少しずつピックアップしていきたいと考えています。洗練された機能および魅力について紹介していきますのでご期待ください。
【 次へ 】 → ← 【 前へ 】 【 先頭へ 】 ↑