前回は『 新バージョン3.0 』をご紹介させて頂きました。また新バージョンのリリース時期とも重なり本コーナーの更新も少し間が開いてしまいました。申し訳ありません。お陰様で新バージョン3.0は予想以上に好評です。
さて、今回で第11回目となりましたピックアップは、『ペア銘柄のチューニング手順』を紹介します。前々回までのピックアップで「最強のスクリーニング機能」を使って抽出したペア銘柄を、メインプログラムのペア銘柄管理部へ登録した後の作業となります。

ペア銘柄のチューニング手順

様々な条件で絞り込んだペア銘柄を最終的にはメインプログラムで管理し、ベストタイミングでのアクション(仕掛け)に備えます。チューニングは事前に処理(準備)しておく必要のある作業です。
チューニング方法についてはノウハウ的な要素もありますので、ここでは基本的なチューニング手順について紹介します。

相関検索からメインプログラムへ移行

先ず前々回までのおさらいです。ペア銘柄をメインプログラムへ登録するには、視覚的に分かり易い「ドラッグ&ドロップ方式」で行います。

マウスを使ってバックテストリスト中のペア銘柄をポイントし掴んだままドラッグ(移動)します。その後、ペア銘柄管理部まで移動しドロップ(離す)します。この簡単な操作だけでペア銘柄登録が出来たことになります。

ドラッグ&ドロップ

ここで重要なのが、ペア銘柄管理部へドロップされたペア銘柄のバックテスト条件は相関検索のバックテスト条件を引き継ぐこととなります。メインプログラムへ移行した段階でペア銘柄個々の条件として管理されます。

以前にも説明したと思いますが、相関検索のバックテスト条件は「出来る限り全ペア銘柄にも対応できるような緩やかな条件」とし、抽出を優先させたものとなっています。従って、ペア銘柄管理部へドロップしたペアについては、夫々に合ったバックテスト条件へチューニングする必要があります。

チューニングとは?

チューニングとは、サヤ取りの精度を高めコンスタントに利益を確保する目的で、ペア銘柄個々に用意されたバックテスト条件をペア銘柄特性に合わせたシビアな条件設定とする作業です。


基本的なチューニング手順

事前説明が長くなりましたが、早速『基本的なチューニング手順』を解説いたします。これ以降はメインプログラムでの操作となります。

売買株数を調整する

(1) 仮の仕掛けポイントを登録する

先ず最初に【登録】ボタンで仮の仕掛けポイントを登録します。正常に登録されたらグラフ表示部の最新日付の位置へ仕掛けポイントが設定されます。

仮の仕掛けポイント登録

(2) 売買株数を調整する

実際に売買する金額となるように、仕掛け情報の金額欄を見ながら株数調整を行います。この作業を簡単に処理するために「売買株数 再計算」機能を用意しました。

先ず、A、Bどちらかの株数をアップダウンさせ目的金額近辺に調整します。反対側の株数欄で右クリックすると「売買株数 再計算」メニューが表示されますので、仮に「自動 AVE 株数再計算」を選択し実行します。これで再計算された株数に置き換わります。
売買株数 再計算 は、3パターン用意されています。それぞれメリットとデメリットがあります。)

売買株数 再計算

(3) 売買株数を登録する

再計算により株数が変更されると、その株数でグラフおよび情報表示データが更新されます。とりあえず再計算された株数を【登録】ボタンで記憶させます。

売買株数 登録 バックテスト条件を調整する

(1) バックテスト条件を調整する

売買株数の調整により、サヤ値グラフのシグナル位置が移動する場合があります。

次に、このペア銘柄特性に合わせたバックテスト条件となるようにチューニングを行います。バックテスト条件を表示するには、グラフ表示部上の右クリックメニューから「バックテスト条件」を選択して起動します。

バックテスト条件の調整(1)

バックテスト条件を仮に次のように変更することとします。この条件変更においてもサヤ値グラフと管理限界線のグラフの変化を見ながら行います。

バックテスト条件の調整(2)

変更後の値に設定完了するとサヤ値グラフとシグナルサイン状態は、次のグラフのようになりました。

このグラフの注目する点としては、先ず重要視するエリアをメインに考えてください。要するに旧いデータよりなるべく新しいデータ部を信用するべきだと考えるからです。
もう一つは、仕掛け可能かどうかを『進捗率』などで、予め決めておくと成功率が上がるようです。ちなみに50%未満なら仕掛け可能とするのが標準的な考え方だと考えます。

チューニング後のグラフ

(2) 高度なチューニング

先日、新バージョン3.0がリリースされ、サヤ周期グラフおよびサヤ周期日数を把握する新機能が追加されました。これにより前述のバックテスト条件をサヤ周期に合わせて調整すれば、より一層シビアな条件となり投資効率アップを図ることが可能となります。

リファレンスマニュアルでは「高度なチューニング手順」についても詳細に解説されておりますが、本コーナーでは省略いたします。

今後、TradingTool SAYA の豊富な機能を少しずつピックアップしていきたいと考えています。洗練された機能および魅力について紹介していきますのでご期待ください。

【 次へ 】 → ← 【 前へ 】 【 先頭へ 】 ↑

ユーザー急増中!
株式サヤ取り支援ツール
 
新着情報 ピックアップ 市場情報・動向 ダウンロード
リンク集 相互リンク サイトマップ